居心地が良いので3連泊しようと思っていたEast Bay Camp Ground でしたが、魚は釣れないし少々飽きてきたので、やっぱり移動する事にしました。
翌日は確実に嵐になる予報が出ていたので、海沿いより森の方に行った方がまだする事があるかもしれないと、ペンバートンに行こうと思っていたので、間のデンマークかその先くらいの良さそうなところに行けばいいか。くらいに考えて、パッキングをしました。
折角だから、お隣のBetteys Beach Camp Ground も偵察しておこうってことで。。。
Bettys Beach Camp Ground
坂を下ると良さげなビーチが見えて来ます。East Bay はこの日風が強くなってきたけど、Bettysはどこかで風が遮られていたのか、気になりませんでした。
クォッカもいるらしいですよ。残念ながら私は会えなかったけど。この辺のクォッカはロットネス島のものと違って、さすがに人間を警戒しそうですよね。
2月15日から4月30日までの、サーモン漁のシーズンにはクローズになるらしいです。サーモンといっても、オーストラリアンサーモンで、あまり美味しくないお魚の方のサーモンですね。
ビーチを見てみると、湾になっていて波はない穏やかなビーチで、岩場があったので、「もしかしたらいるかもしれない」と、潜ってみることに。
ビーチフロントではありませんが、良さげなキャンプグランドでしたし、偵察だけのハズが、今日はこちらにキャンプする事に決めました。
素潜りでアワビ探し
潜るとなると、さすがに寒いので、ウエットスーツを着ました。
パース近郊の海ですと、ライセンスを買うとアワビは決められた日時でしたら獲ることができます。
しかし、西オーストラリア西南部では、ライセンスさえ持っていればいつでもアワビを獲ることが出来るのです。
小ぶりでしたが、規定の大きさのアワビを獲ることができましたが、寒いのなんのって。。。
戦利品はこちら。南ではグリーンリップとい種類の大きなアワビが獲れると聞いていましたが、こちらではパース近郊と同じ種類のアワビでした。
早目のディナー
着替えてしまったら特にすることもないので、飲み始める。。。
そしてかなり早目のディナーでした。
もちろんアワビはお刺身で。お醤油もワサビも持参しています。
お肉続きだったし、自分たちで収獲した獲物は格別です。
キャンプ飯の定番、アヒージョ。考えてみれば、アワビも残して入れて食べればよかった。
オイル鍋的な感じですものね、冷えた身体を温めてくれました。
茹でて残ったオイルに入れてからめただけの、〆のパスタも美味しかったです。これやっぱりイケますね。
偶然の再開
お腹いっぱいになって、さすがに寝るのもまだ早いよねなんて話してる時に、ダンナさんが「あのキャンパーバン、覚えてない?」と、お向かいのキャンプサイトに停まっている車を指差す。
最近すっかり記憶力が悪くなっているので、全く何のことか分からない。
なんと、8月のエクスマウスキャンプの時に、エクスマウス内の行く場所がかぶって何度も何度も出会った、アルゼンチン人のカップルの車だという。逆にその人たちの車を覚えてるって、特殊でしょ。
絶対そうだと言い張って、そのカップルは車の中にいるようでしたので、声を掛けてみる。
出てきた人は、はやっぱりあのアルゼンチン🇦🇷カップルでした。
パースから北に1200kmのエクスマウスで出会ったカップルに、まさか3ヶ月後の11月に、エクスマウスから下ること1700kmのBetttys Beachで再開するとは。。。。
あちらは8月からずっと西オーストラリア中を旅しているけど、私たちはそういう訳でもないし。
偶然って、ほんと面白いですね。
ってことで、せっかくだから一緒に飲もうよってことで、楽しい酒盛りになりました。
非常に興味深い若者達(30代)で、ほんとに楽しかった。来年から学生ビザでパースに住むらしいので、また会おうって約束しました。
See you tomorrow ってその日は別れましたけど、私たちは早くにキャンプ場を出てしまったので、翌朝は結局会えませんでしたが、その日のその後は嵐になって大変で、キャンプ場にいれなくて、アルバニーのユースホステルに泊まった。と、テキストメッセージが来ました。
ほんと、素敵なカップルでパースで会えるのが楽しみです。
予期せぬ嬉しい偶然が起きた、Bettys Beachでした。
ちなみに12月12日、パース近郊で獲れたアワビ。
あわび祭りです。