タスマニアの中心部の小さな街?村??Rossという街の、ジブリ作品の「魔女の宅急便」のキキが住み込みしているベーカリーのモデルになったという、Ross Village Bakery に立ち寄ってみました。
魔女の宅急便のベーカリー
タスマニアの北の玄関口デボンポートと、南の玄関口のホバートを結ぶBass Hwyの中間くらいの場所にある小さな街のローカルベーカリーです。
店内
外観も店内も、聞かなきゃ分からないくらいですが、思い起こしてみると確かにそんな気もしてくる程度かな。
品揃えもオーストラリアによくあるローカルベーカリーそのもので、見た感じだと特化したものもなくと言った感じだけど、こちらの名物バニラスライスだそうで、確かに一際目立っていました。もちろんいただきましたよ。
店内には地味ではありますが、黒猫のぬいぐるみがあったりして、ほんと言われないと分からないくらいなので、この黒猫見て、あ〜って少し納得したり。
各国の言葉で「キキのパン屋さんへようこそ」書かれた紙が貼られていますがその程度で、特に魔女の宅急便だからで、お客さんが殺到している感じではありません。小さい街の美味しいベーカリーで地元の人や、旅人が立ち寄るといった感じです。でも、アジア系のお客さんもパラパラといて、写真をたくさん撮ってたりするから、知っていて来てるのでしょうね。
歴史を感じる窯
キッチンの中には窯があって、そちらでパンを焼いてるそうです。この窯を見た時はうっすら魔女の宅急便のワンシーンが思い出されました。
実食
もちろんお店のイチオシのバニラスライス、タスマニア名物ホタテパイ、スープとパンをオーダーしてみましや。
ホタテパイ
ここのホタテパイはあっさりカレー味で、普通に美味しかったです。パイ生地もサクサクで美味しゅうございました。
バニラスライス
バニラスライスはぶっちゃけ期待していなかったのですが、かなり美味しかったです。カスタードが甘すぎず重くないので、見た目以上にサクッと食べれます。上下のペイストリーがサックサクで、素晴らしく美味しいので、あと2枚くらいカスタードの中にレイヤーで入っていたら最高だと思いました。ダンナさんがかなり気に入って、タスマニア滞在中2回も訪れたくらいです。
絶品の窯焼きパン
私はシンプルにパンの美味しさに感動しました。やっぱり窯で焼いているからか、中はもっちり周りは香ばしくカリカリで、パンだけでもひたすら食べていられる絶品でした。もちろんお持ち帰りで別にパンも買っていきました。このベーカリーに行かれた方は、是非パンの美味しさにも味わって頂きたいです。
ドアの横の窓
そう言えばお店の前のドアの横に小さな窓があって、キキがそこから顔出してるシーンもありましたよね?
宿泊施設もあり
そう言えばキキもお店の2階に下宿していましたよね。記憶が蘇ってきます。魔女の宅急便を観返さなきゃね。