日本に滞在してましたが、シンガポール経由でちょっと遊んでからパースにちょこっと帰って、年末年始は日本です〜

プロローグ

それは女子旅出発の2日前、事前に組んでいた予定には入れていなかったのですが、ブラフノールに雲海がかかっているYouTubeを見つけて、それをみんなに送ってみました。

みんな普段から忙しくしていてお疲れだから、体力を使うことはしたくないだろうと思っていて、ひとりでも早朝に登りたいと言う人がいたら、早起きしてさくっと登って来てもいいなと思っていたのです。

登りたい人が誰もいなければ、それで良し。私は去年に登っているので、雲海が見たいだけだったので。

しかし、答えは全員YES登りたい。。。。と

みんな大丈夫なのかな??と思いましたが、LINE上で盛り上がっていいました。

そうなったら、暗い時間から登る事になるから、ヘッドトーチとトレッキングシューズ、または履き慣れたスニーカーを必ず用意してと、催促しました。

すると出発前日にみんなヘッドトーチを買いに行き、靴もあるとバッチリ用意してきました。

そして、登山前日の夜、ホテルでのこと。

みんなで登山の用意をしているとき、ひとりの人の買ったばかりのヘッドトーチのパッケージを開けてみると、電池が入っていない。。。。

ホテルのフロントに電池を売ってくれるかと聞いてみたが、予備の電池はないとのこと。

その人は、1日目に歩いたスカイウォークまでの往復約2時間の道でもかなりキツそうにしていたので、ぶっちゃけ無理かなって思っていたので、今回は残念だけど登山は諦めて、お部屋でゆっくりしていれば?と思ってました。

しかし、みんなで知恵を絞って考えると、ホテルの部屋のテレビのリモコンの電池に目を付けるという悪知恵が働く。

リモコンを開けてみると、電池が2つ。ヘッドトーチの電池は3つ必要だった。

これで諦めがつくだろうと内心ホッとしていましたが、先程少し立ち話をした、やはり翌朝にブラフノールに登山に行くという別の部屋に泊まってるゲストに、テレビのリモコンの電池をもらって来るという、ど根性っぷり。

そのゲストに電池をひとつ借りて、無事に電池は3つ集まってヘッドトーチに入れてみると明かりが点いた。

これは行けってことでしょ。

という事で、ど根性おばさんたちは早朝4時出発で、ブラフノール登山に向かうのでした。

ブラフノール登山

ホテルのテレビのリモコンの電池を拝借して、無事にブラフノール登山開始。(電池は登山後、ホテルに戻ってお返ししました。)

この時の日の出の時間が6時半だったから、逆算して5時に登山開始しました。

日の出前なので、もちろん辺りは真っ暗。

しかし雲ひとつない夜空だったので、それはそれは星がきれいでした。

暗いながらも星空の明かりで薄らブラフノールのシルエットが見え、そして空には満点の星。

その景色を見ただけでも、この早朝登山の意味があったよう気さえします。

写真がないのは残念ですが、あの光景は脳裏にはっきり刻まれています。

暗闇の中の登山

ブラフノールでの暗闇の中の登山はどうだったの?という疑問もありそうですが、天候状態にもよりそうですが、この日はお天気良かった(雨も風もなかったという意味で)ブラフノールの頂上で朝日を見たい登山者が多く、思っていたより賑やかな暗闇での登山でした。

ブラフノールの登山道は階段が多い登山道ではありますが、とてもよく整備されているので暗闇のヘッドトーチだけの登山でも、よっぽど地面が濡れていたりして滑りやすくなければ、滑落したりする恐れほぼないかと。

とにかく登山者がひっきりなしに登って来るので、人が多いだけでも暗闇登山の安心感があります。

登っている時は真っ暗だったので、写真は撮れていなのいのですが、気になる方は昨年昼間に登った記事を参考にして下さい。

2020年11月 西オーストラリア西南部 ロードトリップ Day2 Bluff Knoll と Mt. Hassell登山

おばさん4人で最初は登っていたのですが、やはり体力的な個人差もあって、だんだんと自分ペースになってきてしまって、私も山頂近くまで友人と2人で登っていたのですが、朝日が出始めて来たので、友人を置いてダッシュで山頂に向かいました。

ブラフノールの山頂から見る朝日です。なんとか頂上で日の出の間際の朝日を拝むことができました。

元々雲海目当ての登山でしたが、登山者に人気なだけあって、ブラフノールからの朝日は格別でしたので、雲海のことは忘れていました。

この日は快晴であったけど、辺りがピンク色に染まり、早朝のキンとした空気と共に心が洗浄されるような光景でした。

メンバーが揃うまで頂上に待機中に、写真撮影タイム。

上っているときは汗だくで、暑かったくらいなのですが、早朝の標高が高い所ではさすがに寒くなって震えてました。

電波の届きにくい郊外ですが、標高の高いところではLINEが使えて、頑張って登り続けている友人にLINEで連絡を取りながら待っていると。。。

前日の平坦に近いトレッキングコースでも息を切らしていて、辛そうで今回のブラフノール登山は心配だった友人が、フラフラになりながら根性で頂上まで登ってきたのです。

さすが荒波に揉まれる海外生活が長いだけあって、根性あります。

まさか頂上まで登れると思っていなかったので、その姿を見たときには泣けてきました。

感動をありがとう😭

登山ってやっぱり素晴らしい!

元々この旅の企画は、ワイルドフラワーを見に行こうという企画だったのですが、早朝からこんなに動いたらこれ以上歩いたりしたくない。ってのが本音だったりするもので、ブラフノールの麓にワイルドフラワーを探しに行こうと考えていたのですが、そんな余裕なしってことで、今回はワイルドフラワーなしになるという結末。

だけど、完全燃焼で充実感いっぱいなんで問題なしです。

Mount Barker County Bakery

いっぱい運動してお腹も空いたので、マウントバーカーで有名なベーカリーで朝食としました。

色んな種類のパイがたくさんあって、しかも和牛とか素材にも拘っている、他店では見ないようなグルメっぽいパイが多かったです。

ここのサワードーのパンを買って帰りましたけど、衝撃的に美味しかった!

この日はお腹空きだったので、欲張ってラップとパイを買いましたが、やっぱりパイは食べることができず、後ほどおやつに食べました。

気になっていたキャラメライズ オニオン ビーフ アンドカマンベールという、いかにもグルメっぽいパイを試してみましたが、これが衝撃的な美味しさ。

これとサワードーのパンを買いに明日にでも、マウントバーカーまで行きたいくらいです。

郊外ではベーカリーに好んで行きますが、今まででベストベーカリーと言えるくらいのマウントバーカーベーカリーでした。

デンマークまで足を伸ばす

これ以上歩けないけど、ワイナリーなら行けるということで、近くにワイナリーに行こうという事になりましたが、デンマークに行った事がない人もいて、マウントバーカーから40分ほどのデンマークまで行ってみる事に。

Harewood Estate


以前とっても気に入ったワイナリーHarewood Estatesでワインを買い

Ducketts Mill Wine & Denmark Farmhouse Cheese

デンマークでは必ず寄ってしまう、Ducketts Mill Wines and Denmark Cheese でチーズプラターをみんなでシェア。

しかし、チーズプラターが$10も値上げの$35にしていた事が判明。

それでも十分満足の価値ありますが。

ベーカリー後だったし、4人でも食べきれませんでした。

デンマークのHarewood Estate とファームハウスチーズについては、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、ご参考にどうぞ。

デンマーク 女子旅ワイナリー巡り++ Day2

という感じの、2日目も明け方から駆け足の、充実盛り沢山な旅となりました。

1泊2日でも充分楽しめるアルバニー、スターリングレンジの旅。

1番の目的だったワイルドフラワーはブラフノール登山に変わってしまいましたが、それ以上の価値があったということで、良い旅の思い出になりました。

ワイルドフラワーついては、実はシーズン中にもう1度スターリングレンジに花探しに行く予定ですので、その模様は次回にアップしたいと思います。