ハザンループ3日目は盛り沢山、近郊の観光スポットも訪れて行きます。
ハザンループ3日目Dong VanからMeo Vac
宿泊地のDong Van から北上して、Lung Cu Flag Towerという、ベトナム最北端の中国との国境に近い国旗が掲げてあるフラッグポールという場所を訪れ、その後はハザンループのハイライトとも言えるMa Pi Leng Passという道を抜けて、宿泊場所のMeo Vac村までの道のりになります。
Lung Cu Flag Towerへの道のり
宿泊先のDong Van から1時間ほどでしたがハザンループからずれるので、往復2時間のエクストラの遠征になります。
12月のハザンループは霧が多い標高が高くなるにつれて霧が濃くなってきて、視界が悪くなるが、崖の道をバイクで走っているし、怖いのなんのって。
山道がひと段落すると、立派な新しい道路の向こうの山の頂上に、ろうそくのようなものが見えてきます。
目指すはあのろうそく。
またひと山登る。急な坂の2人乗りでも登り切る、ホンダさん凄すぎます。
フラッグタワー、なかなか立派なタワーでした。
大きなベトナムの国旗は54平方メートルの大きさもあって、この地域に住む54のグループの少数民族の数に因んだ大きさです。
ドラゴンマウンテンという山の頂上に建っているそうで、この辺りの地名のLung Cuというのは龍が住む場所という意味で、ハノイは龍が昇る場所、ハロン湾は龍が降りる場所という意味だそうです。
向こうに見える山脈の反対側が中国、山の手前には宮殿のような物が建設中でした。
フラッグタワーはサクッと登って、あまりの寒さに暖を取る。素朴な卵や芋やコーンが美味しいのです。
あまりにも居心地が良くて長居してしまう。一緒に暖を取っていたベトナム若者グループと、この後ボートでまたもや一緒になる事になる。
絶景!Ma Pi Leng Pass
さて、ハザンループに戻り、このモニュメントの辺りから、今までの絶景続きをグレードアップした、最上級の絶景が広がる崖っぷち絶景ロードに差しかかる。
崖っぷち道路を進んで行くと
山々を見下ろすくらいの崖っぷちになり
渓谷を見下ろせる絶景スポットが続きます
110ccのホンダさん、2人乗りでも山々を幾つも超えて、小さくてもパワフルなバイクさんでした。改めて尊敬します。
この辺りには絶景カフェが幾つかあり。
Nha Que River 観光ボート
このボート乗り場までかなり下って行かなければならなかったので、結構迷ったのですが、しかも下りの道も結構急で、帰りに同じ道をバイクで上って行けるかと不安になって引き返そうかとも思ったのですが、行ってしまいました。
観光ボート乗船料1人12万ドン。
結構頻繁にボートは出ているようです。
暗くならないうちに、その日の宿に辿り着きたかったので、サクッと行きたかった。
民族衣装の貸し出しも行っているようです。ベトナムはアオザイを着て撮影している外国人観光客も多かったし、タイでも伝統衣装を来てお寺巡りしている観光客も多かったです。流行ってるんでしょうかね。
おばさんたちはサクッとボートに乗り込みスタンバイしていると、フラッグタワーで一緒になったベトナム人若者グループと同じボートだった。船長さんがボートを出そうとすると、後2人来るから待っててと。。。
案の定、民族衣装を着たお嬢が悪びる事もなく、涼しい顔で登場。ボートが出てからは特等席を陣取って撮影会。なんやねん。
しかも何故かボートではガンガンの爆音ミュージックがかかっていて、景色と音楽がマッチしてないカオス状態。
恐るべしベトナム。
きれいはきれいだったけど、この手の景色はタイのカオソックで散々見ていたので、写真では違いが分からないくらいだし。。。
ここまで来た経緯とか、崖っぷちから見た景色の方が価値があったので、川まで降りてわざわざ乗らなくても良かったかなって思いました。
ボートではそれなりにカオスで面白かったから良かったけど。
帰りの急な上り坂も、ホンダさんは呆気なくこなし、その日の宿も坂を登り切ったところなので、その日の冒険は終了。
OChau Meo Vic Homestay
MeoVic村なのかな?今度はモン族の村ですが、その一角にあるホテル。ホームステイというよりホテルでした。
ホテルやらホームステイが集まってる集落で、元々あった村なのか、観光客のために作った村なのかは不明。
こんな風に宿が集結います。川の近くで私たちのように1日の終わりに訪れてもいいし、翌日の朝に訪れる事も出来るし、観光としての立地は良いのだと思います。
山に大きなサインあり。ま、これがディズニーランド感も出しちゃってるけど。
それにしてもこの景色と雰囲気ですよ。この景色の中で安心して一夜を過ごせるとしたら魅力的です。
お部屋
ホームステイと謳っているので、期待はしていませんでしたけど、5星ホテルみたい。窓からの景色が絵画みたいです。
バルコニーからは絶景ですよ。思えば遠くへ来たもんだ的な心情を改めて感じます。
そしてこんな僻地でも、ありがたいことにお部屋にはバスルームも。やっぱりバスルームはお部屋にあるのが好ましいのです。
この日も寒かった。お鍋が体の芯まで温めてくれます。
片田舎を旅していると、非現実な贅沢かもしれませんが、こういった至れり尽くせりの宿はありがたいのです。
ちょっとテーマパークっぽいけど。
このホテルではモン族の貧しい子供たちを教育して、働かせているそうです。
水が豊富そうに見えるこのエリアは実は飲料水がなく、何キロも歩いて湧水を汲みに行く生活を送っている地元民が殆どとか。
観光業も現金収入のないこの辺りの地域の人々の貴重な収入源になるそうです。
OChau Meo Vec Homestay 険しいハザンループバイク旅のオアシスでした。