台湾経由で久々日本で少しゆっくりします〜

ベトナム ハザンループ (Ha Giang Loop)Day1

ハザンループ、知る人ぞ知るというスポットではありますが、ベトナム北部の山岳地帯の秘境をループ道路をバイクで巡れるといった所で、アジアを巡る欧米人のバックパッカーの間ではメジャースポットなのではないかと思います。

日本ではまだまだ知られていませんので、興味がある方の参考になったら嬉しいです。

私たちは4泊5日でゆっくりと巡ってきましたので、Day1からDay5といった感じで記していこうと思います。

私の性格上、旅程はある程度決めておきたいので、宿だけは行き当たりばったりという事が出来ず、事前に口コミ等をチェックして、出発前日にbooking.comから予約を入れておきました。

プロローグはこちらから

ベトナム ハザン(Ha Giang ) ループへの道 プロローグとハザンホステル

Day1 Hagiang → Quan Ba

ミスターハザンに色々教えてもらって、1日目はQuan Baに宿泊が良いという事で、出発点のハザンからは距離的にはそんなに遠くないのですが、お勧めということでそちらに宿を予約しました。

ハザンからQuan Baまでは55km、2時間足らずの道のりになりますが、普段はバイクに乗らない生活をしている運転手のダンナさんなので、練習を兼ねてゆっくりストレスをかけないようにと、初日には程良い距離でした。

クアンバまでの道のり

きれいに舗装された道路でスムースでした。景色も早くから既に絶景続き。ただ寒いだろうと予想はしていたけど、予想以上に寒かった。12月のハザンループツーリング、寒いです。

途中鍾乳洞でもあるんでしょうか?入り口で地元の人たちが市場を開いていました。

採れたての野菜や産物が並びます。ここで美味しそうな梨を買って、とっても美味しかったけど、値段はツーリストプライスでした。

焼き芋が美味しかった。ハザンループでの私の主食になります。

絶景続きで、バイクを停めれそうな場所で停まっては絶景を堪能してを繰り返す。山岳地帯田畑がアートみたい。

こちらはツアーグループ。1組だけなのかは定かではないが、20人以上はいそうでした。これだけに人数が一緒にツーリングするとなると大変そう。

そうこうしているうちにクアンバの村に到着。この辺りの村にはこれでもかってくらい、ベトナムの旗が掲げてあります。

クアンバから小道に入って、本日のお宿のザオ族の村に向かいます。

Dien Homestay

この辺りのザオ族の村にはホームステイが多くありましたが、口コミの良かったこちらをチョイス。

若い夫婦が建てたという伝統様式の建物。2階がゲストハウスのベッドルームで、1階がキッチンやダイニングでした。

お部屋

とってもシンプルなベッドルームで、トイレバスはシェアになり、1階になります。

風通しが良いように天井がなく屋根が剥き出しなので、隙間があいていたので、夜は寒くないかと心配でしたが、暖かいふわふわの布団で身体は暖かく、寝ている時は寒さは感じずぐっすり眠れました。

夜になると、お婆ちゃんが焚き火を焚いてくれて、全く言葉が通じないのですが、ザオ族の言葉で数を教えてくれたり、とっても朗らかな楽しいお婆ちゃんでした。

食事

夕食はオプションになりますが、お願いしました。1人15万ドン(870円)

ホームステイなので、ホストの家族と一緒に頂きます。こちらの家の畑で採れたて、新鮮野菜が盛りだくさんの家庭料理で、美味しすぎました。毎日食べたい。

豚肉のチャーシューのようなもの、揚げ春巻き、豆腐のトマト炒め、コロッケのようなもの、インゲン豆炒め、もやし炒め、キャベツ炒め、大根炒め、ほうれん草のスープ

若い夫婦とその子供にお婆ちゃん。少しだけの英語と殆どがGoogle翻訳の会話だったけど、とても楽しく良い思い出になりました。

ウチのお孫ちゃんと同じ年の息子ちゃんと、可愛くて働き者のお母さん。ベトナムの女性たちは本当に働き者で、頭が下がります。

とうもろこしで作った自家製の焼酎もおもてなしされ、ウイスキーにも似たその味は、アルコールは強かったものの美味しかった。

朝はパンケーキの朝食付き。心が温まるおもてなしに感謝です。

アジアの少数民族の伝統的な衣装や、刺繍布で作った小物など、観光地ではよく見かけるけど、実際にそういった少数民族の人たちと関わる事がなかったので、こうして今回ザオ族の家族のホームステイに泊まって、交流してみて、畑を耕して家畜の世話をして、自給自足のようなシンプルだけど健康的、そして伝統的な生活を垣間見れて、とても貴重な体験をさせて頂けました。

ホームステイとかあまりした事がなかったので、少し不安でしたが、こんな素晴らしい体験を出来るのだったら、毎日ホームステイに予約すれば良かったと思うくらいです。

次回があったらそうします。そして、またここに訪れたいと思うくらいです。

宿代は1泊1400円ほどで激安で申し訳ないくらいです。ほんとにお勧め。

ハザンループの宿泊は殆どが現地での現金払いです。

ザオ族のハーブ風呂

ホームステイのご主人に教えてもらった、ホームステイから徒歩2分のザオ族のハーブ風呂。

看板を目にして気になっていた。12月のハザンループのツーリングは寒くて、体の芯まで冷えていました。

どんなお風呂なのか興味津々。地元の人たちと混浴なのかと想像していました。

が、個室の個人風呂。

しかも絶景付き

数十種類ものハーブを煮立てたものを混ぜたお湯なので、色は黒っぽく、香りは複雑なハーブの良い香りです。

温度もちょうど良く、ゆっくり浸かって旅疲れと冷えた体を温めました。

入浴料は1人10万ドン、出逢えて良かった。嬉しいサプライズ最高でした〜

 

こんな具合のハザンループ初日でした。心も体も温まり、素晴らしい体験になりました。