日本から帰国して、真冬のパースに戻ってます〜

スコータイのロイクラトン祭り 2022

タイのロイクラトンのお祭りには、チェンマイに10年ほど前に行った事があり、タイでは一斉のコムローイ上げこそは体験していませんが、その10年前は今ではアナンタラに変わりましたが、当時のチェディ・チェンマイというホテルに宿泊したので、ロイクラトンパーティーでロイクラトンをピン川に流したり、コムローイ上げをしたりして、朝方まで鳴り止まない花火の音に苦笑いをしながらも、とても楽しかったのを思い出があります。

いつかはチェンマイでも一斉のコムローイ上げをしたいけど、インドネシアのボロブドゥールでワイサック祭りという、お釈迦様の誕生祭で一斉コムローイ上げは体験しているし、今回はロイクラトンの発祥地のスコータイに行って、本場のロイクラトンのお祭りを体験したいと思い、あえてチェンマイではなくスコータイにしました。

一応ワイサックのお祭りの記事を貼っておきます。

Rumah Dharma 宿泊記とワイサック祭の備忘録

 

でもその後にチェンマイに移動するので、2日間のロイクラトンのお祭りはスコータイ1日、チェンマイ1日にしたんですけどね。チェンマイでコムローイ上げも参加できないこともなかったんだけど、バス移動で時間が読めなかったし、何より予定詰めすぎで、ダンナさんが首を縦に振らなそうだったので実行はしませんでしたけど。

ということで、スコータイのロイクラトン祭りの模様をお伝えします。

バンコクからスコータイへのバス移動はこちらから。

バンコクからスコータイにバス移動+スコータイからチェンマイにバス移動

スコータイのロイクラトン祭り2022

前置きは長くなりましたが、ロイクラトンの発祥の地、スコータイでのロイクラトン祭り2022。

私たちが行ったのは11月8日。タイでは全国的に2022年は11月8、9日がロイクラトンのお祭りのようでした。

スコータイでの宿泊先であるレジェンダ スコータイホテルから、当日朝に借りた自転車を返してから会場入りしました。

メインゲートの前ではパレードが行われていて、地元の美人さんやら、学生さん達が民族衣装や民族楽器、舞踊などを踊りながら行進していました。

スコータイ ロイクラトン祭りの期間

ふと気になった看板ですが、ロイクラトンフェスティバルは10月29日から11月8日までと、後の看板に書いているではありませんか。

8日、9日の2日間だけだと思っていたので、チェンマイに移動したりとバタバタな旅程になってしまったが、ちょっと早目に来ることも出来たのかもしれないですね。

スコータイ到着日の7日はバンコクからバスでスコータイに夜に到着して、疲れていたので歴史公園には行きませんでしたが、確かに花火の音は聞こえたし、この日に出逢ってお話をさせてもらった、バンコク在住の方は前日の7日の夜にも来て、ロイクラトンショーを含めてお祭りは行われていたと仰っていました。

この看板によるとスコータイでのロイクラトンのお祭りは1週間行われているということです。

ちなみに夜のお祭りの入場料は無料です。

ロイクラトンショー

歴史公園内に入ると、メイン会場のワットマハタート付近に行列が出来ていました。

これは何の行列なのかと聞いてみると、ショーのチケットをもらうために並んでいるという。

ショーのチケットは前売りで有料だと聞いていたけど、無料で配布されると言うし、半信半疑で並んでみました。

行列は長かったけど、チケットを配布時間になったら割と早くチケットをゲット出来ました。しかしこれが本当にロイクラトンのショーのチケットかは、この時点ではまだ半信半疑。

チケットをもらってから、また今度は会場の入り口で並ぶ。自由席に座るため待っているという。せっかくだから良い席で観たいですもんね。

しばらくすると入場開始。昼間見たVIPの席かと思っていた席に座って、無料でショーを観れるなんて思ってもみなかったので、テンション上がりました。

タイのMaibaluちゃんのYoutubeでもスコータイのロイクラトンに来ていたらしいけど、この無料の席情報は知らなかったみたいで、コメントで得意げに教えてあげちゃった。

席の誘導なんかもスタッフがちゃんとしていて、とてもスムーズでした。

しかしこんな世界遺産の遺跡を舞台にしたショーを、良い席でしかも無料で観ることが出来るなんて夢のようです。

かなり本格的な歴史ショーで、タイで初めて王朝が築かれたスコータイ王朝時代とその終焉の事などを語ったショーだったと思います。全部タイ語だから定かではありませんが。

ライトアップされた遺跡を舞台なので、とっても幻想的でした。

もちろん花火やコムローイは上がったりで、盛りだくさんの素晴らしいショーでした。

地元の皆さん、関係者の皆さんありがとうございました。遠くから足を伸ばした甲斐がありました。

ロイクラトンお祭り風景

かなり多くの屋台も出ていました。混んでいたけど、これだけ多いとそれほど待つこともなく買えるので良いですね。

そしてロイクラトンの灯篭流し。一年の厄落とし的な、水の精霊に感謝し、罪や汚れを水に流して魂を清めるお祭りだそうです。

つっこみを入れさせてもらうと、ここの水場は池なので水の流れがなく、灯篭が流れないんですけどね。

でも遺跡のライトアップや、蓮の花のオブジェや屋台の灯りと、灯篭のロウソク燈が幻想的です。

コムローイも上がっていました。誰でも上げていいわけでもなく、お祭りのパホーマンスの一貫として打ち上げられていたようです。お天気が良かったので、満月も美しい。そう言えばこの日は皆既月食の日でしたね。

そしてもちろん花火。確か10時過ぎに花火が上がり、その後に池のほとりでショー行われるという事でしたが、花火を見た後は眠気全開になってしまったので、老人はホテルに戻りました。

結局12時過ぎまでお祭りは続いていたようです。

会場の飾り付けや、花火、灯篭流し、屋台の数、人手の賑わいと、お祭りムード満点のスコータイのロイクラトンでしたが、やっぱりメインは世界遺産の遺跡群をバックに行われるショーですね。あれは一見の価値あり。

素晴らしいお祭りでした。